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貞祖院

基本データ
  • 【建築年代】天明7年(1787)(明治5年建中寺より移転)
  • 【所在地】泉三丁目11番16号
  • 【電話番号】052-931-4749
  • 【見学】電話での事前問合要
  • 【駐車場】無
[解説]

慶長13年(1608)清洲城主、松平忠吉(徳川家康の四男)の養母、押加茂様こと於美津の方(押加茂城主、松平忠久の娘)が、忠吉の菩提を弔うため、清洲に庵室を結び、その後、寂蓮社照誉林把上人を開山として玄白寺と号すようになりました。寺号「玄白」は、忠吉の戒名、性高院殿憲宝玄白大禅定門から戴いたものです。慶長十五年(1610)には押加茂様が亡くなり、その戒名、喜秀院殿光誉貞祖大禅定尼より、寺の山号と院号を戴き、総称喜秀山貞祖院玄白寺と号するようになりました。天明の大火(1782)により寺坊は焼失、以後長らく仮本堂でしたが、明治5年(1872)、尾張四代藩主吉通公の御霊廟を建中寺から譲り受け、これを本堂としました。木造入母屋造桟瓦葺向拝付で三十二坪三合三勺(106.8平米)軒高約四米半で総うるし塗、極彩色、内部格天井は百二十桝の中十五桝は菊の紋の中に葵が入れてあります。外陣は格天井、内陣は折上天井とし、漆塗りや極彩色を残しています。

アクセス
  • 地下鉄「高岳」より徒歩5分/市バス「飯田町」より徒歩5分
その他写真
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