名古屋歌壇の礎、浅野梨郷
名古屋歌壇の礎、浅野梨郷
■概要
開催日時 | 平成 27年 6月 16日 (火)~ 7月 20日 (祝・月) 10:00~17:00 ※最終日は15:00まで |
開催場所 | 文化のみち二葉館 2階 展示室 |
開催概要 | 浅野梨郷は、明治22年に名古屋市で生まれました。幼いころから歌をはじめ、県立第一中学校(現旭丘高校)を経て、東京外国語学校(現東京外国語大学)に進み英語を学びました。正岡子規の弟子にあたる伊藤左千夫に師事し、歌誌「アララギ」の第三号から出詠を始め、斎藤茂吉や土屋文明らとともに研鑽をつみました。鉄道省などに勤務した後に43歳で名古屋に戻ってから、中部日本歌人会委員長、歌誌「武都紀」の代表を務め、多くの後進を育成しました。昭和44年勲五等瑞宝章を受勲、昭和54年には徳川園内に歌碑が立てられ、同年89歳で生涯を終えました。 昨年、浅野梨郷に関する資料が名古屋市に寄贈され、現在は文化のみち二葉館で所蔵しています。今回の企画展では、収蔵される作品に加えて、浅野家が所蔵する書簡類も併せて展示します。浅野梨郷は、伊藤左千夫をはじめとする「アララギ」を代表する歌人のみならず、北原白秋、若山牧水、土岐善麿、佐々木信綱といった、近代短歌を代表する歌人たちと深く交流をしました。 今回は、名古屋歌壇と中央歌壇とが深いつながりをもっていたことを、貴重な所蔵品の数々とともに紹介します。 ※入場無料 但し 要入館料 ※7月17日(金)は、文化のみち橦木館開館6周年記念日のため入館料無料 トークイベント 日 時 : 6月 27日(土) 13:00~15:00 会 場 : 1 階 大広間 (当日先着順 自由席) ◆記念講演 「浅野梨郷のいた時代 初期『アララギ』をめぐって」 講 演: 大辻 隆弘 (中部日本歌人会副委員長) ◆パネルディスカッション 「名古屋歌壇の礎、浅野梨郷」 パネリスト: 大辻 隆弘、鈴木 竹志 (中部日本歌人会副委員長) 吉川 幸子 (中部日本歌人会役員) 司 会: 小塩 卓哉 (中部日本歌人会委員長) ゲスト: 細野 君恵 (武都紀歌会)、浅野 治 (浅野梨郷孫) ※観覧無料 但し 要入館料 ↓こちらをクリックするとチラシがご覧いただけます。(PDF) チラシ表 チラシ裏 ※PDF形式のデータをご覧いただくにはアドビシステムズ社のAdobe(R) Readerが必要です。 下のアイコンをクリックするとダウンロード(無償)できます。 関連企画 「浅野梨郷顕彰短歌大会」 詳しくは応募要項をご覧ください。 応募要項 表面 裏面 ※応募締切:5月12日 終了応募受付を終了いたしました。 主催: 中部日本歌人会 ◆浅野梨郷顕彰短歌大会表彰式 日 時 : 6月 27日(土) 15:00より 会 場 : 1 階 大広間 (当日先着順 自由席) ※観覧無料 但し 要入館料 |
主催 | 共催 : 文化のみち二葉館【名古屋市旧川上貞奴邸】、中部日本歌人会 後援 : 名古屋市教育委員会、中日新聞社 協力 : 日本現代詩歌文学館、武都紀歌会 |
申込先・ 問合せ |
文化のみち二葉館【名古屋市旧川上貞奴邸】 TEL/FAX 052-936-3836 |