目で見る怪談文学散歩 金井田英津子「文豪怪談傑作選」原画展
目で見る怪談文学散歩 金井田英津子「文豪怪談傑作選」原画展
■概要
開催期間 | 2011年10月29日(土)~11月6日(日)10:00~17:00(最終日15:00まで) |
開催概要 | 最近「こわい」と感じたことはありますか。 “怪談”では「表現」が肝になります。文豪達もこぞって怪談を書きました。人を怖がらせることは、あらゆる表現の中でも最もレヴェルの高いものだからです。この地に所縁にある文豪、坪内逍遙も例外ではありません。今も尚、現在も多くの人間がこの難攻不落の砦に挑戦し続け、世に続々と新しい「怪談」が産声を上げています。 しかし、怪談は単純に怖い話だけを集めただけのものではありません。その土地毎に語られる奇妙な話、不思議な話-これらも立派な怪談です。これらの中には、歴史や習俗、人生訓や生活の知恵など様々なものが含まれています。 怪談にはこうしたものを知る手がかりにもなるのです。 未曾有の震災から半年以上が過ぎた今、文学としての「怪談」、そして人と人を繋ぐ役割としての「怪談」に注目し、その可能性を探りたいと思います。 ◆「遠野物語」所収の『柳田國男集』や坪内逍遙著「神変大菩薩伝」を所収した『夢魔は蠢く』など、文芸評論家・東雅夫氏編集の「文豪怪談傑作選」(筑摩書房)は現在18巻刊行されています。その表紙絵、挿絵を描いている版画家・金井田英津子氏の原画展を開催します。 ◆関連トークイベント「文豪怪談を描く」 講演者 文芸評論家・東雅夫×版画家・金井田英津子 10月29日(土)午後2時~3時半 会場:文化のみち二葉館1階大広間 先着60名様※事前予約は要りません/参加費無料(要入館料) 連動企画:「ふるさと怪談トークライブin名古屋」(主催・お問合せ:ふるさと怪談トークライブin名古屋実行委員会) |
主催 | 文化のみち二葉館 共催:ふるさと怪談トークライブin名古屋実行委員会 協力:筑摩書房 |
問合せ | 文化のみち二葉館【名古屋市旧川上貞奴邸】 TEL&FAX 052-936-3836 |