没後15年 春日井建展 ―歌に戻り、歌に生きる―
没後15年 春日井建展 ―歌に戻り、歌に生きる―
■概要
開催日時 | 2019年 5月21日 (火)~ 6月 30日 (日) 10:00~17:00 |
開催場所 | 文化のみち二葉館 2階 展示室 |
開催概要 | 愛知県江南市に生まれた春日井建(1938-2004)は、歌人である父・瀇と母・政子のもと、幼少時代から短歌に親しみながら育ちました。前衛歌人として知られる塚本邦雄、寺山修司、岡井隆らと活動を共にするなかで、21歳の時に第一歌集『未青年』(作品社)を刊行し、作家の三島由紀夫が序文を寄せたことでも話題になりました。しかしながら次第に、テレビやラジオ、舞台の脚本などの仕事を多く手掛けるようになり、第二歌集『行け帰ることなく』(深夜叢書社)の刊行を以て歌から離れます。 のちの1979年、父・瀇の逝去をきっかけに、歌誌「短歌」(中部短歌会)の編集発行人を引き継ぐこととなり、歌壇に復帰しました。その後、超結社歌人集団「中の会」を発足し、愛知女子短期大学教授や中部日本歌人会委員長に就任するなど、若手の育成と歌壇の推進に尽力します。晩年は、短歌研究賞や迢空賞などを受賞し、病と闘いながらも新たな歌境を拓きました。 没後15年の節目となる今回の展示では、歌壇に戻ってからの後半生に焦点をあて、短歌界への貢献とその足跡について、当館が所蔵するゆかりの資料を中心にご紹介します。 ※入場無料 但し 要入館料 ◆トークイベント 「春日井建を語る」 作品やその作歌背景、思い出などをお話いただきます。 対 談: 水原紫苑(歌人)×加藤治郎(歌人) 日 時: 6月 2日(日) 13:30~15:00 会 場: 1階 大広間 ※観覧無料 但し 要入館料 席は当日先着順 ↓こちらをクリックするとチラシがご覧いただけます。(PDF) チラシ表面 チラシ裏面 ※PDF形式のデータをご覧いただくにはアドビシステムズ社のAdobe(R) Readerが必要です。 下のアイコンをクリックするとダウンロード(無償)できます。 |
主催 | 主催 : 文化のみち二葉館【名古屋市旧川上貞奴邸】 監修 : 大塚寅彦(中部短歌会代表) 協力 : 中部短歌会、井泉短歌会 後援 : 中部日本歌人会、中日新聞社 協賛 : 短歌研究社 |
問合せ | 文化のみち二葉館【名古屋市旧川上貞奴邸】 TEL/FAX 052-936-3836 |